イングリッシュローズに思いを重ねて。

イングリッシュローズのデスデモーナがもう少しで咲きそうな蕾をつけていたので、
切らずに残して咲かせました。
バラの夏剪定は、“全ての枝にハサミを入れる” が、定義のひとつではあるのですが、
思い切ったことができないのも初心者あるあるかもですね。

 

花が開いてすぐに切って、数日部屋に置いておいたところ、色が褪色して完全に白バラになりました。
そもそもデスデモーナは、色のカテゴリーでは「白」に分類されていて、
品のいいピンクで咲く春バラを見ていたら、なぜ白バラに入るんだろう?と思っていました。
なるほど、デスデモーナは白バラですね。

 

 

デスデモーナ春の一番花

 

季節でこんなにも色が変わる不思議。
春は、ピュアな娘さんのようなピンク。主張しない品の良さが可愛らしくて大好き。
イキイキとしていますね。
そして、夏の終わりの白いデスデモーナは、全てを削ぎ落とした気品を感じます。

 

奇しくも、9月8日に崩御されたエリザベス2世女王陛下の在位70年の始まりと終わりを、
このピンクと白に重ねてしまいます。

イングリッシュローズは、ウィンザー城やバッキンガム宮殿に献上されていて、
エリザベス女王も大変お好きだったとか。
プラチナジュビリーの際は、お歳を召されてもイギリスから世界を見守るようなお姿に、
エリザベス女王の時代がこのままずっと続くような錯覚を覚えました。
女王のエネルギーとパッションを感じるカラフルなファッションには、
イギリス国民のみならず、見るものを目覚めさせ、元気にするパワーがありました。
大きな存在がなくなり寂しくなります。
日本の小さな片隅からですが、敬意を込めて心よりの哀悼の意を表したいと思います。

 

いつか新しい時代を迎えたイギリスに、本場のバラ庭を見に行きたいとな。
その前に。
次に咲く秋のデスデモーナはどんな表情を見せてくれるのか、ほんとに楽しみです。

 

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